出産後にもらえるお金はどう違う?会社員とフリーランスの制度の違いをやさしく解説【2026年版】

出産後にもらえるお金は、会社員かフリーランス(自営業)かによって内容が異なります。ただし、「会社員のほうが得」「フリーランスは不利」と単純に言い切れるものではありません。

制度の前提や仕組みを知ることで、自分の働き方に合った備え方が見えてきます。

この記事では、会社員・フリーランスそれぞれが出産後に受け取れるお金の違いを分かりやすく整理します。

目次

会社員とフリーランスでもらえるお金の違い【一覧】

まずは全体像を一覧で確認しましょう。

制度名会社員フリーランス
出産育児一時金もらえるもらえる
児童手当もらえるもらえる
出産手当金もらえるもらえない
育児休業給付金もらえるもらえない
出生時育児休業給付金もらえるもらえない
出産・子育て応援給付金もらえるもらえる
医療費控除対象対象
医療保険の給付金契約内容による契約内容による

会社員・フリーランス共通でもらえるお金

出産育児一時金

健康保険に加入していれば、会社員・フリーランスどちらも対象です。

  • 出産1回につき原則50万円(※)
  • 国民健康保険でも対象

出産時の基本的な支援制度です。

※2026年1月現在時点

児童手当

児童手当は、働き方に関係なく子どもの年齢に応じて支給されます。

  • 3歳未満:月15,000円
  • 3歳〜中学生:月10,000円

申請期限があるため、市区町村での手続きを忘れないようにしましょう。

出産・子育て応援給付金

自治体独自の給付金制度も、会社員・フリーランスともに対象となるケースが多いです。

  • 現金給付
  • 電子マネー
  • 育児用品の支給

※内容は自治体ごとに異なります。

会社員の場合に受け取れるお金

出産手当金

出産手当金は、会社員など健康保険に加入して働いている人が対象です。

  • 産休中に給与の支払いがない場合に支給
  • 支給額は給与の約2/3
  • 産前42日・産後56日

例えば月収30万円の場合、

1か月あたり約20万円が支給されます。

育児休業給付金

育児休業給付金は、雇用保険に加入している人が育児休業を取得した場合に支給されます。

  • 育休開始から6か月:賃金の67%
  • 6か月以降:賃金の50%

出産手当金と合わせることで、出産後に100万円以上の給付を受け取るケースもあります。

出生時育児休業給付金(産後パパ育休)

出生時育児休業給付金は、パパが育休を取得した場合に支給されます。

  • 出生後8週間以内
  • 賃金の67%

フリーランスの場合の考え方

フリーランスの場合、休業中の収入を直接補う公的給付はありません。

これは制度が、

  • 雇用保険に加入している人
  • 給与の支払いが止まる人

を前提に設計されているためです。

そのため、フリーランスであれば

  • 仕事をどのくらい休むか
  • いつ仕事を再開するか

によって、収入への影響が大きく変わります。

医療保険の給付は働き方に関係ない

医療保険からの給付金は、会社員かフリーランスかに関係なく受け取れる可能性があります。

  • 帝王切開
  • 妊娠・出産に伴う入院
  • 手術給付金・入院給付金

契約内容によっては、一時金などまとまった金額が支給されることもあります。

自身の加入している保険の内容を再度チェックしておきましょう。

まとめ|働き方の違いを知り、自分に合った備えを

  • 共通でもらえる制度も多い
  • 会社員は休業中の給付が手厚い
  • フリーランスは制度を理解した上での準備が重要

出産後にもらえるお金は、働き方によって内容が異なります。違いを正しく知ることで、自分に合った備えや行動が見えてきます。

制度を理解し、出産後の生活を安心して迎えましょう。

また、制度は法改正によって変わることがあるため、こまめな情報収集を心がけるとよいでしょう。

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この記事を書いた人

yui / 2級ファイナンシャルプランニング技能士

銀行での実務経験を活かし、生活に役立つお金の知識や在宅ワーク・副業情報をわかりやすく解説。家計や働き方に関する記事を監修しています。

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